誰がシナリオライターなのか?

思いやり予算、防衛予算、グアム移転費用の負担、そして沖縄の基地使用の継続・・・

北朝鮮を韓国の演習で挑発した、ここで演習したら反撃するぞと北が言うのを知りながら、北への砲撃演習をしたのだった、それでは北は見逃すことができないではないか。米国は、自国で起きたテロの報復のためアフガンを攻撃した。さらに、イラクが気に入らないから、国連の議決もなしに戦争を仕掛けた。そして、戦争費用を日本に要求する。嬉々としてそれについて行った当時の首相は、呆れた言動の持ち主で、その息子が自民党の次世代のリーダにあげられている。その首相のやったことのツケが、障害者や低所得者、医療、高齢者などの、社会的弱者を追い込んでいる。

警備保障の理屈と同じで、不安を煽り、ガードシステムを宣伝する。警備保障は個人の費用負担だから、ここの家の事情で判断が変わるだろう、しかし、国レベルの国防では、税金が投入されるから、政治家が判断することになる。誰を選んだかの結果が、私たちの税金の使い道を決定する。民主主義だから、その結果に従うことになる。その私たちを、朝から晩まで、危機を煽る情報で誘導し、先に上げた米国への用心棒代と自衛隊の装備という米国からの武器購入の約束を、まんまと取り付けた。総額はいくらになるだろうか。トヨタが世界中で売って利益を上げている全部より多いかもしれない。

東アジアの状況は、日本側の理屈では、北方領土にロシアが、尖閣諸島に中国、魚釣島に韓国、そしてならず者の北朝鮮、日本は切迫した危機に瀕している。それでは、中国から見るとどうだろうか。日本に展開する米国海兵隊、空軍基地、あるいは自衛隊は、日本のみを守るために存在していると理解されるだろうか。韓国は米国をパートナーにした同盟的関係にあるのかもしれない。しかし、同胞の北朝鮮との関係は日本と大きく異なる。また、中国との関係も日本とは違う。その対応を見ていると、ひとつもふたつも大人の対応である。日本は子どものような立ち振る舞いしかできない。

思いやり予算、防衛予算、グアム移転費用の負担、などがあっても、米国は軍事力を維持できない。
それは目先の問題で、米国の国家財政が破綻することになるだろう。そして、日本の財政も破綻する。
それでも続けなればならない事情が、軍事で世界を支配して来た側にはある、それしかない。
しかし、世界経済は中国やインド、ブラジルに大きな動きが始まっている。
世界企業は、米国の軍事や日本の国防とは違う地図を見ている。
世界の危機を創造するシナリオと世界の経済活動に突き進むシナリオがせめぎ合う。


Category: 今日のコラム
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