人生は長いか?

軽快なしゃべり口のアナウンサーのことが思い出される。
48歳で亡くなったのだった。
そして、その方の妻も先日亡くなった。
気丈夫な前向きの素敵な人だった。
61歳だっそうだ。
もっと長生きしてもらいたかった。

一度しかない人生、これはあまりにも短い!
世の中が分かるころにはもう人生の終わりが見えてくる。
終わりが見えてくると生きるということが分かってくる。
生きるということが分かると死ぬということも分かる。

チリの落盤事故から生還した人のドキュメントをNHKで見た。
地底に閉じ込められて自分の死を意識した。
そして奇跡的に生還した。
その人が語っていた、これからは、家族との時間、仲間との時間、知人との時間を大切にしたいと。

日々を大切に生きると、人生は永遠に長いと思う。
一瞬一瞬を大切にすれば、人生は余るほどだと思う。

人生が短いと感じるのは、この今の時間を未来の人質にしてしまうからだ。
その未来の時間は無いかもしれない。
ただただ、今を犠牲にして、何もかも投げ打って、先の時間にたくす。
これで充分な担保を用意したはずだが、夢は霧と消えるだろう。
過ぎた時間は決して戻らない、先の時間はその時の為の時間なのだから。

まだ来ない時間の心配をし、過ぎた時間を惜しむ、そして今の時間を無為にする。
死んだ後の墓石の心配や、あれこれと変えようもない過去を思うことより、
今の今、自分を大切に生かしてやろう。

前向きの笑顔の素敵な・・・
あの方の生き方を忘れないで生きていこう。

Category: 今日のコラム
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