電子タバコにニコチンが・・・

だいぶ前のニュースで知りましたが、電子タバコにこっそりニコチンが入っていたそうです。

電子タバコのもやもやで、タバコを吸わないでいられるものか、本当にやめられるのかな、ニコチン依存はそんなものだったのか。まったく理解できずに、あまりに不思議で、かならず何かが仕込まれていると思っていました。まさかニコチンが入れてあったとは、あいた口がふさがりません、あまりにもアホらしいタネあかしでした。

タバコはニコチン麻薬依存症です。精神的、肉体的に依存しているのであって、雰囲気とか気分というものではありません。ニコチン麻薬、それなしには、心は爽快感や充足感、つまり幸せが感じられないのです。体は、だるく眠く元気が出ません。動悸や息苦しさ、ふるえなど、不安定な状態になります。これを和らげるにはタバコしかありません。

禁煙には、ニコチンパッチやガムでの離脱症状の緩和が勧められます。また、禁煙とかニコチン依存のことなどを考えることや、禁断症状の不安を和らげるためのカウンセリングも、あるいは禁煙を目指方たちがお互いに応援するというのも、とても大切な良いことです。

ニコチンガムも依存になるようです。
煙がないのでタールなどの発がん物質を取り込むことがなく、副流煙で周りに迷惑をかけることもありません。電子タバコも肺や口腔の粘膜からニコチンを補給することになります。※煙の出ないタバコがJTで研究されているようです。

ニコチンをいきなり切らずに、少しずつやめていく方法は良いのかもしれません。しかし、ほとんどが数ヶ月間の禁煙プログラムということになっています。
禁煙を飛行機の離陸にたとえるとスムーズな滑走をもたらしてくれるでしょう。強い決心は離陸してから安定高度までの上昇のための向かい風となります。問題は安定飛行の継続です。

禁煙すれば健康になることは間違いなくても、日々歳を重ね、若さは失われ終わりの日が近づいてきます。仕事や生活の中で心を悩まし惑わす事柄はいくらでもあります。悲しい別れもあり、病気になることもある。
人生の悲喜こもごもにタバコは心を煙に巻いて癒してくれました。年を重ねていけばタバコの癒しがさらに大きなものになっていくと思います。ひとつは手軽で便利な癒しの習慣アイテムとして、もうひとつは人生がますます哀愁に彩られていくからです。

もちろん、煙の出ないタバコならば周りに害を与えないので、個人の趣向で許されると思います。ニコチンガムをタバコの代わりに税金をつけてタバコのように販売すればよいと思います。どんな場所でも仕事中もニコチンが取り込めるから便利なアイテムです。なぜそうならないのか、ここに火をつけて煙にして吸うタバコの正体があります。ニコチンが麻薬として働くには量とタイミングが必要なのです。火の熱により大量のニコチンが煙とともに肺へ取り込まれて瞬時に血管に溶け込み脳へ達します。その間、スーパースーパーと深く深く吸い続けるのです。このとき、大量のニコチンシャワーが脳細胞に降りかかります。ガムは溶け出したニコチンが口腔の粘膜から微量に吸収されるだけですので、タバコのようなニコチンシャワーの至福を脳は感じることができません。だから、ニコチンガムではだめなのです。この点、電子タバコはニコチンの量が多ければタバコの代わりにすることができるでしょう。しかし、肺から吸収することですから、排気による周囲への影響はタバコと同じだと思います。タールがない分良いかもしれませんが。

タバコの周囲への配慮が上等な社会人のようにいわれていますが、自分自身への配慮はどうなのでしょうか。一度の人生を煙に巻いて誤魔化すことは残念でなりませんね。辛く苦しいのでしょう。辛く苦しいから光ある道が見えるのではないのかと思います。喫煙者はじんわりと命を無駄にしているように思えます。

あーやめてよかった。

Category: 今日のコラム
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