禁煙うつを克服するには

禁煙すると「うつ」になります。タバコの至福のひと時がなくなるからです。
その程度は人によりさまざまだと思いますが、ぼくの場合は禁煙して三ヶ月くらい、タバコを止められる自信を感じはじめた頃でした。
いったん気持ちが落ち込むと、なかなか晴れなくてマイナーな気分が続きました。

ちょうどその頃、「たばことさよなら」の掲示板に出会って、できた仲間とエールを交換しながら禁煙を継続することができました。
禁煙の仲間がいたことが最大の禁煙できた勝因だと思います。
そして、禁煙は成功しましたが、禁煙で始まった「うつ」は結局のところ今も続いています。

「うつ」は加齢によってもなるようです。
自分の体力や精神力の退化、つまり老化は、心の中に重く圧し掛かってきます。
失恋も相当のストレスですが、またの出会いというものが必ずあるものです。
しかし、老化はどんどん大きくなるばかりで、その果てには死が必ず来ます。

そのほかにも、失業、失恋、そして親しい人の死、がんなどの病気、経済的困窮、などなど・・・
「うつ」になる原因はさまざまです。

タバコは、こうした「うつ」をニコチン麻薬で煙に巻いて誤魔化してくれたのだと思います。
一種の気分転換を促す薬のような働きがあったのだと思います。
禁煙はそれを失うことになります。落ち込んだ気持ちを変えるには何かほかの方法を考えなくてはなりません。
が、しかし、タバコのような便利なものは他にありません。

結局、「うつ」そのものと向き合うしかありません。
タバコに任せていた「うつ」を克服するためには、「うつ」になる要因を見つけてそれを解決しなくてはなりません。
失業、失恋、そして親しい人の死、がんなどの病気、経済的困窮、などなど・・・
これらの現実は変えることはそう簡単ではありませんが、それに押しつぶされない心を持つことは可能です。
失業は新しい仕事をはじめるチャンスです。失恋は、恋愛上手になるための練習です。失敗の数々が豊かな人にさせてくれるのです。
親しい人の死は、あの世でまた会えると思えば楽しくなります。
がんはひとつの人生のセレモニーです。
誰でも全て必ずいつかは死にます。逃れられない宿命です。
重たいと言えば、これ以上のことはないかも知れません。

実は、これらの根源的な苦悩は、タバコがあれば解決できるのではなく、ただただ誤魔化してきただけなのです。
タバコで誤魔化した時間が長いほど、根源的な苦悩は棚上げにされて来て、禁煙と同時にたな卸しが始まったのです。
これらの相手をきちんとすることが成長だと思います。人生はこのためにあるともいえます。
禁煙はこうして人生を豊かにしてよりいっそう深いものにしてくれます。
と、思うに至れば、禁煙は楽しいものです。

※もちろん、脳の神経伝脱物質のトラブルによってなることもあります。この場合は、現実的な原因がないこともあります。
老化による脳の変質と退職や別離などが重なって起こることもあります。

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忘れる

心の中には、鍵を掛けた箱があります。
いつもは、その箱があることを忘れています。
忘れていることも忘れています。
だから何を箱にしまったのかも意識していません。
意識は意識してそうしています。

しかし、その箱にしまった何かが、見つからないジクゾーパズルのピースのように、心のほかの場所がぽっかり空いています。
ぽっかりあいた空白のおさまりの悪さが気になります。
しかし、その空白はしまいこんだものだということは、思い出さないようにしています。
忘れたのですから。

心の中には、たくさんの空白があります。
忘れたのです。

忘れるために、脳はたさくのエネルギーを消耗します。

禁煙は、喫煙願望を忘れることだとすると、常に喫煙欲について監視し意識を働かせることになります。
これは、脳がとても疲れることです。

禁煙成功には、タバコと正面から向かい合うことをおすすめします。
相手は、ただのニコチン欠乏です。ニコチン依存症による、心身に起きるトラブルです。
禁煙で起きるいろいろなトラブルを整理します。
あまり哲学的にならず、あまり楽天的にならず、対応する一手一手を大切にします。
一息一息を大切にします。

実に禁煙は、かつて知らなかった生きる方法を見つけるチャンスです。
タバコで誤魔化して煙に巻いて来た大きな空白にうろたえてしまいます。
タバコの役割と大きな空白の正体をじんわり見抜いていけばうろたえることはありません。

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禁煙とうつ・・・つづき

禁煙すると「うつ」になるということをもう一度考えてみます。

喫煙者は脳の神経伝達にタバコのニコチンが関係しているそうです。その神経伝達にトラブルが起きて「うつ」になるのかも知れません。

また、タバコは少量で覚せい剤大量で鎮静剤の働きがあるといいます。いろいろなことで心を癒してくれました。その癒しがなくなって、心は「うつ」になるのかも知れません。

禁煙をはじめたころ参加した掲示板で、禁煙すると「うつ」になることが話題になりました。自分も「うつ」に困りました。禁煙するまでには、心の不調になることが何度かありました。しかし、「うつ」になることはありませんでした。禁煙と「うつ」を関係ないと考えていました。
しかし、禁煙して8年が過ぎて振り返ると、禁煙したから「うつ」になったように思います。

タバコは心を癒してくれますから、結果として「うつ」の防止に役に立ったのではないかと思います。その癒しを取り上げたのです。しぜん、心は途方にくれることになります。

禁煙にしなくても、ふつうの暮しの中でも「うつ」になります。
いろいろな人間関係の中で、心は悩みぬいて疲れ切って「うつ」になります。働きすぎたエンジンがオーバヒートして動かなくなるように、疲れ果てた脳は「うつ」になってしばらく休むことになります。
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箱庭療法

箱庭療法という心理療法がある。
前に、日本へ紹介した河合隼雄さんの本を読んだことがある。
子供の心理療法に考え出されたものらしい。箱庭に子供の心の傷が現れるという。
子供は言葉が充分に発達していないので、もっぱら言葉に頼るカウンセリングでの治療ができない。
箱庭で遊ぶことで子供の心が改善されるという。今は、大人にも箱庭療法が行われている。

箱庭遊びの何が心のケアになるのだろう。
箱庭を作るときに心を癒す何が起きるのだろう。
箱庭に心をいやす景色や物語が秘められているのだろう。
箱庭を作ることで心の問題を解放し、さらに箱庭を見て癒されるのではないのだろうか。
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依存とは「空」なり

なぜ、禁煙できたのだろうか?

たまたま、ある人から禁煙セラピーという本をもらって一気に読んだ。
読みながら、自分はタバコ依存症なのだということが分った。依存症だという分ると、それならやめられると感じた。その日に、持っていたタバコや愛用のライターをコンビニのゴミ箱に捨てた。それから再びタバコを吸うことはなかった。吸いたいという気持ちも消えてしまった。
依存症であることを意識できたら、その依存症を克服できた。これは自分だけの特別なことなのだろうか。

苦が消滅したとき、あるいは快が飽和したとき、幸せを感じる。
タバコは苦を和らげるはたらきがある。そしてタバコの依存がはじまる。

禁煙は、その苦を和らげることをあきらめること、あきらめることを好いことと思うことである。
あきらめるとは、物事を明らかにして究めることの意味だそうだ。
禁煙セラピーで自分に起きたことは、タバコ依存の正体を明らかに究めたことだと思っている
それで、まっめでたしめでたしというわけです。

問題は、この後のことです。

タバコの正体は、依存である。依存を煩悩の執着というならば、色即是空、空即是色というわけです。
禁煙セラピーは般若心経のように、依存は空であると明らかに究めさせてくれました。
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禁煙後の心のこと

禁煙して、心のことをどうしていますか?

仕事、生活、人生、さまざまな出来事やトラブルに遭遇し、タバコを吸って乗り越えてきました。タバコの煙で心を誤魔化してやってきたのです。
タバコを深く深く吸い込むと、脳を鎮静させることができます。タバコは便利なアイテムで、その人の必要なだけ欲しいだけニコチンを取り込むことができます。そして、いつしか心の重荷は軽くなります。

禁煙すると、心の相手に困ります。実は、禁煙して8年たった今も困っています。タバコが吸いたいのではありません。タバコを吸えば解決するとも思つていません。

禁煙は大きな目標です。問題は、禁煙完了後のことです。
心の相手に困ってはいませんか。脳はトラブルを起こしていませんか。

これから、禁煙後の心のことを中心に考えていきたいと思っています。
禁煙指南道場ではありませんので、やめる方法のあれこれは書きません。
禁煙応援団・リターンズというのは、禁煙の忘れ物を取りに戻ったということです。
禁煙後の自分の心のケアに認知療法のような方法を考えています。

さて、これは、いいことなのか?
書き続けるはげみにと、ブログ村へエントリーしました。ランキングは目的ではなかったのに、見たら11位になっていたので驚きました。まさか、TOP10になるのかな、どきどき、わくわくしてきました。
しかし、これはいいことなのかな?
まっどうでもいいことかな?

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