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忘れる

心の中には、鍵を掛けた箱があります。
いつもは、その箱があることを忘れています。
忘れていることも忘れています。
だから何を箱にしまったのかも意識していません。
意識は意識してそうしています。

しかし、その箱にしまった何かが、見つからないジクゾーパズルのピースのように、心のほかの場所がぽっかり空いています。
ぽっかりあいた空白のおさまりの悪さが気になります。
しかし、その空白はしまいこんだものだということは、思い出さないようにしています。
忘れたのですから。

心の中には、たくさんの空白があります。
忘れたのです。

忘れるために、脳はたさくのエネルギーを消耗します。

禁煙は、喫煙願望を忘れることだとすると、常に喫煙欲について監視し意識を働かせることになります。
これは、脳がとても疲れることです。

禁煙成功には、タバコと正面から向かい合うことをおすすめします。
相手は、ただのニコチン欠乏です。ニコチン依存症による、心身に起きるトラブルです。
禁煙で起きるいろいろなトラブルを整理します。
あまり哲学的にならず、あまり楽天的にならず、対応する一手一手を大切にします。
一息一息を大切にします。

実に禁煙は、かつて知らなかった生きる方法を見つけるチャンスです。
タバコで誤魔化して煙に巻いて来た大きな空白にうろたえてしまいます。
タバコの役割と大きな空白の正体をじんわり見抜いていけばうろたえることはありません。

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禁煙とうつ・・・つづき

禁煙すると「うつ」になるということをもう一度考えてみます。

喫煙者は脳の神経伝達にタバコのニコチンが関係しているそうです。その神経伝達にトラブルが起きて「うつ」になるのかも知れません。

また、タバコは少量で覚せい剤大量で鎮静剤の働きがあるといいます。いろいろなことで心を癒してくれました。その癒しがなくなって、心は「うつ」になるのかも知れません。

禁煙をはじめたころ参加した掲示板で、禁煙すると「うつ」になることが話題になりました。自分も「うつ」に困りました。禁煙するまでには、心の不調になることが何度かありました。しかし、「うつ」になることはありませんでした。禁煙と「うつ」を関係ないと考えていました。
しかし、禁煙して8年が過ぎて振り返ると、禁煙したから「うつ」になったように思います。

タバコは心を癒してくれますから、結果として「うつ」の防止に役に立ったのではないかと思います。その癒しを取り上げたのです。しぜん、心は途方にくれることになります。

禁煙にしなくても、ふつうの暮しの中でも「うつ」になります。
いろいろな人間関係の中で、心は悩みぬいて疲れ切って「うつ」になります。働きすぎたエンジンがオーバヒートして動かなくなるように、疲れ果てた脳は「うつ」になってしばらく休むことになります。
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箱庭療法

箱庭療法という心理療法がある。
前に、日本へ紹介した河合隼雄さんの本を読んだことがある。
子供の心理療法に考え出されたものらしい。箱庭に子供の心の傷が現れるという。
子供は言葉が充分に発達していないので、もっぱら言葉に頼るカウンセリングでの治療ができない。
箱庭で遊ぶことで子供の心が改善されるという。今は、大人にも箱庭療法が行われている。

箱庭遊びの何が心のケアになるのだろう。
箱庭を作るときに心を癒す何が起きるのだろう。
箱庭に心をいやす景色や物語が秘められているのだろう。
箱庭を作ることで心の問題を解放し、さらに箱庭を見て癒されるのではないのだろうか。
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依存とは「空」なり

なぜ、禁煙できたのだろうか?

たまたま、ある人から禁煙セラピーという本をもらって一気に読んだ。
読みながら、自分はタバコ依存症なのだということが分った。依存症だという分ると、それならやめられると感じた。その日に、持っていたタバコや愛用のライターをコンビニのゴミ箱に捨てた。それから再びタバコを吸うことはなかった。吸いたいという気持ちも消えてしまった。
依存症であることを意識できたら、その依存症を克服できた。これは自分だけの特別なことなのだろうか。

苦が消滅したとき、あるいは快が飽和したとき、幸せを感じる。
タバコは苦を和らげるはたらきがある。そしてタバコの依存がはじまる。

禁煙は、その苦を和らげることをあきらめること、あきらめることを好いことと思うことである。
あきらめるとは、物事を明らかにして究めることの意味だそうだ。
禁煙セラピーで自分に起きたことは、タバコ依存の正体を明らかに究めたことだと思っている
それで、まっめでたしめでたしというわけです。

問題は、この後のことです。

タバコの正体は、依存である。依存を煩悩の執着というならば、色即是空、空即是色というわけです。
禁煙セラピーは般若心経のように、依存は空であると明らかに究めさせてくれました。
このブログはここがスタートです。
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禁煙後の心のこと

禁煙して、心のことをどうしていますか?

仕事、生活、人生、さまざまな出来事やトラブルに遭遇し、タバコを吸って乗り越えてきました。タバコの煙で心を誤魔化してやってきたのです。
タバコを深く深く吸い込むと、脳を鎮静させることができます。タバコは便利なアイテムで、その人の必要なだけ欲しいだけニコチンを取り込むことができます。そして、いつしか心の重荷は軽くなります。

禁煙すると、心の相手に困ります。実は、禁煙して8年たった今も困っています。タバコが吸いたいのではありません。タバコを吸えば解決するとも思つていません。

禁煙は大きな目標です。問題は、禁煙完了後のことです。
心の相手に困ってはいませんか。脳はトラブルを起こしていませんか。

これから、禁煙後の心のことを中心に考えていきたいと思っています。
禁煙指南道場ではありませんので、やめる方法のあれこれは書きません。
禁煙応援団・リターンズというのは、禁煙の忘れ物を取りに戻ったということです。
禁煙後の自分の心のケアに認知療法のような方法を考えています。

さて、これは、いいことなのか?
書き続けるはげみにと、ブログ村へエントリーしました。ランキングは目的ではなかったのに、見たら11位になっていたので驚きました。まさか、TOP10になるのかな、どきどき、わくわくしてきました。
しかし、これはいいことなのかな?
まっどうでもいいことかな?

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フラッシュバック

フラッシュバックと言えば、覚せい剤などの違法薬物、PTSDなどの恐怖体験のことが言われています。
フラッシュバック (心理現象)

覚せい剤は、幻覚や幻聴があり、覚せい剤をやめた後にも幻覚に悩まされるそうです。
悩まされるというのですから、楽しいのではなくて恐ろしい幻覚ですね。
PTSDは説明はいりませんね。

さてタバコでは?
タバコに幻覚を起こす力があると言う話をきいたことはありません。もしあれば、大変なことなので、喫煙が合法としてあるはずがないですね。
フラッシュバックは無いように思います。

8年を過ぎて・・・、たまにタバコを吸う夢を見ることがあります。
何だか、悪いことをしている意識があって、それでもこっそり吸っているのです。

また、ストレスを感じたとき、タバコで一息入れていたことを思い出すことがあります。
禁煙した当初は、何かにつけては、喫煙していたことを思い出していました。
生活のいろいろなことにタバコがセットになっていたので、タバコが吸えないことで何かするたびに不安を感じました。
はじめに、まず自動車の運転が不安でした。走り出しは緊張するので、かならず一服するのでしたが、それができないと緊張が解けないようで不安でした。
次に、仕事先への訪問、打ち合わせや会議など、タバコなしではプレッシャーを和らげることができない不安を感じました。
しかしなぜか、だんだん必要に感じることはなくなりました。

タバコなしでも、緊張やストレスを癒すことができたのだと思います。
これができないと、どんどんストレスがたまっていって、いつか限界を超えるのだと思います。

禁煙をがまん大会にしてしまうと必ず敗れます。
自分相手にするがまん大会は、そもそも勝ち負けにならない、成立しないからです。
禁煙を、自分相手の戦いというように、考える人がいます。
自分の失敗した経験を思い返すと、いつも自分に強制し責めて失敗して落胆の繰り返しでした。
がんになるとか心筋梗塞になるとか、脅迫じみた禁煙方法をやったこともありますがだめでした。
成功したら自分に褒美を与えるというのも、そんなのいらないと言う気持ちになって、失敗です。
これは、病気になると脅迫することの裏返しで、中味は一緒です。

いろいろ考えましたが、禁煙を成功させるということは、
禁煙を人生の学び、人としての成長というように考えないとできません。
禁煙を継続することも、自分を育てているという意識が必要です。
自分を責めるのではなく、そのことで成長していくというような気持ちになればいいですね。
そうすれば、過去の失敗や辛い出来事から解放されることになります。
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禁煙とうつ

タバコをやめて上手くいかなくなったのは気分転換です。
気持ちを切り替えるのにタバコはとても便利なアイテムでした。
禁煙の辛さには、ニコチンが体から消えていく離脱症状がありますが、
これは一過性で、大山を越えると日々楽になっていきます。時間が味方です。

ところが、心の相手には、とても困ります。
禁煙して8年も過ぎました。
思い返せば、8年前の3月に「たばことさよなら」の掲示板に書き込んだのでした。
一人の限界を感じて・・・
これがなかなか解決しません。今も、このようなサイトを続けている根っこはここにあります。
正直なところ、応援団長というのは、したり顔の禁煙の極意を知り尽くした猛者ではなく、
右往左往するニコチン依存の後遺症に苦しむ、おぼれながらもがいている状態でした。
「たばことさよなら」の掲示板への書き込みは、参加者への呼びかけとともに、自分自身への呼びかけでした。
ちょうど、綱引き合戦のようなものです。

お陰さまで、タバコはすっかりやめることができました。
しかし、禁煙をはじめたころから、気持ちの相手は上手くなりません。

最近、認知心理学の本を読む機会がありました。
よりぬきボノさんに、少しご案内があります。
ボノさんなどと交流していた当時は、自分なりの楽しい禁煙で進んで行けましたので、
認知療法には踏み込みことはありませんでした。
そこで踏み込んでいれば良かったのになあ~と、今は思っていますが、
人生と同じで、そばにあるのに気がつかずに行き過ぎて、後でわかることが多いのですね。
でも、わかることは良いことです。
ボノさんから、認知という言葉を、良い印象としていただいていたのは良かったと思います。

禁煙とうつ、そして認知心理学
人生が深くなるのを感じます。
そして、タバコの煙で誤魔化して来たのも、心にとっては好い事だったけど、
しかし、いつかは誤魔化しが効かなくなって、自分と向き合わなくてはならなない時がきます。
タバコはその程度の麻薬のようです。

覚せい剤やシンナーは、強烈に脳の神経回路を破壊し、体のいろいろの場所をだめにしていくので、
誤魔化し続けた人生は元に戻りません。

タバコは、大丈夫です!
いろいろダメージもあるでしょうが、がんになる確率も高くなるでしょうが
誤魔化し続けた人生から、元へ戻ることができます。

そこからは、悩みや苦しみをきちんと整理しなくてはなりません。
楽しく生き抜くためにこそ、人生は開かれています。

今も綱引きです、ご一緒に♪
今度は、楽しい人生をめざして、それそれっと♪
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